珈琲と煙草と音楽な瞬間。

珈琲飲んで煙草をすって音楽を聴きながら自分らしい日々を願うブログ。

北海道のたび。2011。宗谷を目指す。 

2011年3月6日から12日までから北海道に行ってきました。
ご存知のとおり11日に日本は未曽有の大災害に遭遇しています。
不本意に終わることになった旅です。
これを残し公開することは不謹慎かもしれません。しかし旅の過程そしてその終末に感じることも多々あり、そしてそれを自分の中で風化させてはいけないことのように思えたので残すことに。

途中までは、お気楽鉄道旅です。
自分のなかで一番風化させてはいけないと思ったことはその終末です。
もしこのエントリーに興味を持ってくださる方でお気楽鉄道旅なんぞ興味ない方は最終エントリーのみ目を通していただければと思います



写真MAP
ともかくスーパー宗谷。宗谷づくしで往復。


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稚内までのルートマップ。
ひたすら北上する。



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札幌駅にて。
1番。
ごっつい建物。
これも駅だし、これも駅。コレも駅だったりします。

だから何?
世の中不平等だなあって事。
そしてそれでもいいんだって事。

はい、無理やりこじつけてます。



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乗るのは、スーパー宗谷。
右側。
左はスーパー北斗。

似てますが一応違う形式です。
宗谷がキハ261系
北斗は281系です。

数字が大きいほうが新しそうですが、ここでは261の方が新しい。
殆どの人にとってはどうでもいいお話ですが。



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となりのホームには、ボローツクオホーツクがいました。
雪にまみれながら網走まで。
ボロと呼ばれようと、ノロイと言われようと直向きに走ってくれます。

宗谷も北斗もオホーツクもみんな電気で動かない気動車です。
北海道は気動車特急王国だったりします。


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そして、789系スーパーカムイも雪まみれ。
これは、旭川行きの電車。
なんかもっとも速い在来特急みたいです。

雪にまみれようが、かまわんとばかりにすっとばす北海道の特急たちでございました。




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2番

札幌旭川の間。
北海道の大動脈で、沿線にはそれなりの都市がつらなっているけど、やっぱり多くはこんな景色。
北海道は広え。



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3番
砂川あたり。
札幌を出るときは満席で立っている人が居るくらいで、札幌旭川ってそんなに人乗るの!?的な感じでしたが、
多くは岩見沢で降りたのでありました。

それ以後は、まあまあ乗るも空席もあったりして。
そんな空席からやっぱり広大な雪景色がのぞくのでありました。


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4番

旭川あたり。ビルが沢山見えました。
北海道第二の都市は旭川。
日本最北の都市かもしれません。
あとは”町”位な規模。



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5番
旭川を越えると、沿線は、都市は町に、町は集落に。
日本最北のローカル線宗谷本線に入ります。
民家も少なくなってきました。


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6番
スーパー宗谷には、車内販売があります。
さくらアイスを頂きました。
130K近くでぶっ飛ばし、流れる景色を見ながら食べたアイスはほのかに春の味がしました。
まだ現地では見えないけど春は近づいてきているようです。





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名寄駅にて。
スーパー宗谷はここまではぶっ飛ばすのですが、ここからはかなりのんびりになります。
このキハ261系は、在来特急でも速い時速140Kで走る性能を持ち、時速130Kでここまで走って来たという事ですが、これからは、最高でも時速95K程になります。

何故って?
道が悪いから。
名寄までも130Kで走れる工事を行っているので走れてかなりの時短をしたのですが、それ以北は乗る人が少ないのか工事はされていないので、飛ばすと危険につき95Kまで。
車がよくてもそれだけじゃ速く走ると危険もありますよってこと。
そして、車にしろ鉄道にしろ高速で走らせるにはそれ相応のバックボーンが必要なのでさねえ。




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名寄を越えてスピードを落としながらも力強く走る宗谷からの景色。
さらに車窓は雪深く。
7番


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標識の半分が埋もろうとも北海道の鉄道は走る。力強く。
7番。


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8番
音威子府を過ぎるとさらに車窓は辺境に風光明媚に。
天塩川沿いにくねくねうねうね。

しかし、このあたりでも時々車窓に保線の作業をされている方と見受けられる人を何回か。
人里はなれた極寒の中でも、鉄路は守られていたのです。そう気づきました。

ああ、北海道の特急が重厚に走れるのは、それを支える人たちがいるからか。と納得。
北海道の気動車特急の重厚さはすなわち、北海道の人々の重厚さだったわけです。

ここまで、北海道の特急が重厚だパワフルだと言い続けていたのはこの事を言うための伏線でしたw
やるでしょ?


雪が吹き荒れる極寒の中でも雪が何メートルつもろうとも。
そんな人が行動するにはあまりに向かない土地であったとしても、地道にこの鉄路を守り支える人たちがいるから自分はまったり銀世界を眺めながら快適に宗谷を目指せるわけです。


と、ここまでいって保線の人を捉えた写真があれば説得力を持つのでしょうが・・・

はい、ありません。
でも嘘じゃないよ。


ホントだよ。


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まだ8番。
天塩川は、ほとんど凍り、その上には雪が積もるのでした。
その脇を多くの人に支えられたスーパー宗谷が、ぐおおおんと走り去っていくのでありました。
道北の日常。


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8番
天塩中川にて。

宗谷本線の主要駅とはいえ乗客も少なかろうそのホームは、きっちり除雪され雪かき機らしき機械が。
ま、アタリマエのことだけれども、雪が積もる地域で除雪されていたとしたらそれは誰かがやったということになる。

世の中にはそんなことが当たり前のように繰り返されていることを表すほんの一例。




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まだ8番あたり。
天塩川が離れていくとひたすら雪原が広がる。
雪がなければ牧場かな?
原野かもしれない。

牧場も自然ということにすればただひたすらに大自然の中を往くのは宗谷本線。

雪原飽きた



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目的地は間近になってきました。
9番。
窓にこびりついた雪が冬の道北の厳しさを物語ると。



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そんな中にも牧場らしきものが、人の生活もあるみたい。




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10番だよ。
抜海を抜けたあたり。
ここらは海が迫る地域。
原野と海しか無い。
冬以外ならこんな感じかな。



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このあたりは、宗谷本線最果ての見所です。

冬明けの宗谷本線。これが通の旅のしかた。
冬開けってのは雪が溶け始めて春が垣間見れる。それで荒れる海。これ。
で、それで雪原だらけでさすがに飽きてくる。これ最強。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、夏にでも来てみなさいってこった。


とかやってみましたが、マジで観光なら夏ですなあ。
まあ冬じゃなきゃ保線の人とかのエラさは垣間見れなかったと思うのでそれも由ですが。



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11番
稚内市に入る。
稚内って一番辺境の地にあるくせしてかなり都会。



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りっぱな港とかも整備されていたりして。
漁業がメインらしい、あと農業その次に観光みたい。


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稚内駅に着きました。
雪をかぶって長旅ご苦労様
その距離約400Kに及びます。
実に東京から東海道本線で岐阜くらいの距離です。
東海道なら、東京神奈川静岡愛知岐阜を跨ぐ旅も北海道ならまだ道内。
北海道恐るべし。

そんな距離を、雪積もる極寒の中、快適にたった5時間ほどで移動できてしまう。
人って偉大かもしれぬ。


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スーパー宗谷でした。
といいつつ復路が残っていたりしますが。

続く。
次回。宗谷の二つの岬とか。

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