珈琲と煙草と音楽な瞬間。

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18きっぷ夏。2012。石北の人無き地の鉄路。 

さて今回は、JRのすべての普通快速が乗り放題という青春18きっぷを使っていろいろ行ってみようということで。
青空はどこも綺麗だなあとでも思ってみようと。

青春18きっぷは、5日分使えます。
一人で5日使ってもいいし、五人で一日使ってもいいです。
僕は、さみしいやつなので5日一人で使います。
そんなわけでそんな18きっぷでの旅の記録でございます。

こんなかんじで釧路から道東を逆時計回りで巡ってみた。


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そこで見た素晴らしき北海道の大地と空を拙い写真で振り返る。



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今回のルート。
北見から旭川まで。
恐ろしいことに北見から旭川まで約180Kってところですが、沿線の大きめな町は遠軽(人口2万程度、それも広い範囲で)くらいで、その他は、ちょっとした集落かな?くらいのがぽつんぽつんとという感じで。

釧網本線だって、有力駅は集落というより町かな?って感じのがちらほらでしたので。

石北本線のここらは、まず現存する日本のローカル線の中でもトップレベルのど閑散区間が、ちょー長い間、続くところなのです。
180Kって言えば、東海道線で言うなら、東京から静岡程度です。
それくらいの距離で以下に出すような写真のような風景が延々続くのであります。

そりゃあ、遠軽-上川間とかが無人地帯とは知ってはいたが、実際眼にしてみればねえ。
ビビるしかないわけです。




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そんな車窓が延々続くなんて思いもせず北見駅から乗り込むのは特別快速きたみ。

ただの快速なんてないですし、一両編成とかですし、そもそも北見から旭川まで走り通す普通、快速等は一往復。
いろいろ当たり前だろと思っていたことを覆してくれます。

ちなみに遠軽で乗り継いで旭川にって考えても、これに普通が一往復が加わるのみです。
つまり遠軽と旭川の行き来を特急に乗らずにやろうとすれば、一日二回しかチャンスがありません。

というわけで、18きっぷ等で動こうという人にはこの区間、日本全国で屈指の優しくない区間です。


そんな18きっぱーに光さすとっても貴重な列車を撮ってみる。

特急は4往復あるんですけどね。
それにしたってあわせて6往復しかありません。
このあたりは鉄道利用者に全体的に優しくないです。

まあ、車窓見るとさもあらんと思うわけですが。
これでも多いだろうくらいに思えます。

もっとも、数は多くないとはいえ、数少ない道央と北見網走を結ぶルートの一つです。
特急は満席になったりしますし、このきたみも席が埋まる程度は盛況でした。


ローカル線って結構混むのよね。
本数が少ないから、お客が集中するということで。



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というわけで窓をどかんと開けて出発です。


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少ない列車だからか、ローカル線では保線さんがよく列車に乗車されているのをよく見ます。
乗客少ないからって、メンテナンスには手を抜きません。



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留辺蘂駅で入れ違い。
入れ違いの本数も少なめです。
たしか・・・3本。
うち特急が2本だったような。
というわけで貴重な普通列車との交換風景。


180K進んで3本。
あな恐ろし。



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そんな沿線なので、車窓は風光明媚極まりなく。
沿線の緑を飽きずに見られる方も結構いて。

自分もですがね。


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駅はといえば、こんな駅が連発・・・
嘘です。
板切れ駅はそれほどでも。
ただ、まわりを見れば似た感じ。

むしろこんな景色に立派な駅舎がある駅なんてあったりしてとってもシュール。



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そんな駅も観察しながら、窓をあけ、延々連なる緑を風を感じながら。



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遠軽まできました。
ここも長閑な感じ。

昔は、ここから名寄本線なる路線も出てて、結構な交通の要衝だったようです。

名寄本線は、オホーツク海に沿って走り、釧網本線より見事な流氷が見れたそうです。

・・・乗りたかったな。




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そんな感傷をよそに、快速きたみはこんな景色の中をひたすすみ。

遠軽からが本番なのである。



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山と川と畑なのである。
この写真は畑も川もないですが。

そんなん他もそうなんだけど、この区間、町がない。ずっと。
それが延々連なる。

人家が全く居ないわけでは無いんだが、極端に少ない。



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ここ丸瀬布をすぎれば、その筋には名高い白滝シリーズ
おそらく日本の鉄道で最もど閑散な区間です。

人の匂いが消え去るのです。延々。
近くの道路とかトラックなんて走ったりはしてましたが、沿線に住む人の姿、その匂いが極限までなくなってしまうのです。延々。


それか石勝線沿線。
こっちは、怪物特急がマッハで通り抜けたりしてあまり物悲しさ無いんですけどね。
昔から人居ないようだし。
そんな中を道央と帯広釧路を短絡するために作った経緯ですし。
トマムとかリゾート開発なんかしてて、むしろ明るいイメージ。
寒さが大変で暮らすのは大変な場所みたいですが。



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そんな中の一駅。

駅とは、町の中にあるものではなかったのか。
人の匂いが想像できない駅。
それはとてもシュールな存在。
そんなものが駅といえるのか。



こんな場所にも昔は人が多かったそうです。
北海道の山奥を切り開き、家をつくり畑を作りつくりだした人々を動かしたのは夢でしょうか?使命感でしょうか?

今では、それも儚く消え去ろうとしているのでしょうか?
そんなことを想像する景色。


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この駅には、2012現在定期利用者が一名だそうです。

今まさに消え去ろうとしている場所です。



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儚く消えていった景色も。
昔は駅があったそうです。
今は、利用する人も消え去り駅の役目を終え、列車を交換する信号場として今に生きる。

そこに住む人が背負い続けるには、北海道の自然は重たすぎたのかもしれません。


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ここも儚く消えた駅の跡。


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ここも消えた駅の跡。
交換施設すら撤去され、不自然に曲がったカーブにその痕跡を残すのみ。


これらの場所にあっただろう往時の景色、そこに住む人の想い。その欠片。
儚く消えていったのでしょうか。

始まりあるものすべて終わりがあるとはいえ、それを実際見れば多少なり感傷的にもなりまする。



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そんな景色たちをすぎれば上川。
久しぶりに見る集落にほっとします。

その後は、それなりに人が住んでそうな車窓に。
相変わらず緑ばっかですけどね。

そんな中での最後の交換。
運転手も心細かったのかつい手が出た模様。

とか勝手な想像を。


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沿線はこんな感じですが、人の匂いのする緑に。


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なんかほっとした。

きっと人は群れて生きるべきなのかな。やっぱ。
とか思います。


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そして見えたる景色。
街だ!街だ!
町じゃなくて街だ!

なんて感じたら


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そこは旭川。
石北本線の旅は終わりを迎えます。

続く。

美瑛とか富良野とか。
街だ!とか思っても、やはり緑を求め。
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