珈琲と煙草と音楽な瞬間。

珈琲飲んで煙草をすって音楽を聴きながら自分らしい日々を願うブログ。

18きっぷ夏。2012。日本最長距離鈍行で往く。 

さて今回は、JRのすべての普通快速が乗り放題という青春18きっぷを使っていろいろ行ってみようということで。
青空はどこも綺麗だなあとでも思ってみようと。

青春18きっぷは、5日分使えます。
一人で5日使ってもいいし、五人で一日使ってもいいです。
僕は、さみしいやつなので5日一人で使います。
そんなわけでそんな18きっぷでの旅の記録でございます。

こんなかんじで釧路から道東を逆時計回りで巡ってみた。


s-1_20120902105450.jpg

そこで見た素晴らしき北海道の大地と空を拙い写真で振り返る。



s-112.jpg

今回のルート。

海を目指して走り、海とともに走り。
そんな日本最長距離鈍行タラコ色の2429Dで往く往く北の旅路。


s-028_20120905205253.jpg


追い越しは、一回だけだけど、交換は何回も。
数えてないけど。

そんなわけで度々交換待ちでのんびりします。
特に急がない人じゃないとやっぱり乗れたもんじゃありません。

急ぐ人は、やはりスーパーおおぞらで。
乗るんだったら、これらの動画とかを見るのもいいかも知れない。

急ぐことって結構大変なんですよ。
それを知って見る景色はより味わい深いものとなるかも知れませんしね。
















s-029_20120905205308.jpg

苦労を重ねて、あのキハさんは、十勝平野を今日も爆走してるわけですし。
時間に追われて急いでいくにしたって、それに敬意を払ってみるくらいの余裕は持ちたいもんじゃないですか?


s-030_20120905205323.jpg


その後もまったり、のんびり十勝を往く。


s-031_20120905205339.jpg


さすがに眠くなるかもしれない。
このあたりで自分も眠気におそわれ・・・

風が気持ちいいから。

け、けっして、単調な景色に飽きたからじゃないです。そもそも単調じゃないですしっ!


でも、みれば結構な人が、気持ちよさげにうたた寝してました。
寝てみるのもいいかもしれない。
眠気におそわれたら眠ってもいいのが、日本の鉄道旅ですからね。



s-032_20120905205354.jpg


もうあまり意味ある写真ありません。
なんとなくモノクロで。


s-033_20120905205414.jpg


何度も入れ違いに過ぎていくキハさんを何度も撮ってみたりとね。
お気楽に人それぞれ楽しめばいいと思いますよ。

おとなしく座っていてもいいし
風に打たれながら眠るのもよし
景色にかぶりついているのもよし


何してても列車は目的地まで運んでくれんだから。

・・・降りるのはダメですよ。いちお念のため。


s-034_20120905205430.jpg

帯広まで着きました。
なぜかSLさんが。

期間限定でSLが走るようです。

知らんかった。

もう終わってますケド。


気がつけばあちらこちらでSL走ってますね。
それは、素晴らしいと喜べばいいことか、無駄だろ、意味ないだろ、懐古だろと憂慮すべきかことなのか。

電車なり、気動車使えばもっと効率的に走れるのは確かですしね。
昔を見たがるのは停滞の象徴って見方もできなくもないですしね。


s-035_20120905205446.jpg

もっとも自分的には、懐古もすればいいし、前見て進化もすればいいし。

ていうか両方すればいいでしょ?
ですが。

人は振り返るだけの、前を見るだけの存在じゃないでしょ?
という感じです。


s-036_20120905205503.jpg


だから喜べばいいですよ。

SLも入れないで、構図も適当に、煙だけみてなんか懐かしい感じにしたいなあとレトロちっくな現像してブログに晒して喜んどきゃいいですよ。


そりゃあ、あとで煙吐くSL撮っときゃあ良かったとか思いましたよ。
でも、反対方向に居るとき、いきなりSLが煙吐き出して、遠くに行っちゃうんだもの。
撮れませんでした。

ああ、行く!と咄嗟に撮って出来た写真がこいつというわけで。

きっちり撮りたい人は計画的に。



まあ、これも旅の味というわけで。


s-037_20120905205523.jpg


もうネタが尽きてきたと、木の電線に取り付けられた駅名表示板をよく分からん構図で撮ってみたり。

よく分からんけどなんとなく味があるでしょ?
ふふん。


s-038_20120905205540.jpg


ネタもなくなったことだし、意味なくタラコを下から見上げたところで出し惜しみの回収でもしますかな。



スポンサーリンク



s-039_20120905205556.jpg


まあ所詮は、北海道の景色はこんなもの。
似たような景色と言われるならそうかもしれない。

これらの景色をみて感じたこと。
これらの景色を見ている人に感じたこと。
富良野線の列車の中で気づいたこと。


景色を見る人の、その眼が優しかったこと。
そしてそんな人が仄かに笑ってること。


ああ、そうよ。延々代わり映えのしない景色よ。
どこまで行っても、畑、山、空。
それぐらいよ、目立つ構成物なんてさあ。
それは、面白くもない代わり映えもしない単調なもんだ。
ああ、認めるさ。


けど、人はそんな代わり映えのしないものを見て優しくもなれるし、仄かに笑えもするんだよ。

相席の人、笑ってたよ。
おそらくは初めて見る景色じゃないだろうに。

駅奪取で駅ごと、ケータイにつきっきりだった御方。
それでも駅の間、ケータイじゃなく景色を見てる時、眼に微笑みが漏れてたよ

景色にがぶりつき、必死に良い景色ないかないかとカメラ片手に窓の外凝視してた自分もニヤニヤしていたことだろう。

あーキモイキモイ。



s-040_20120905205613.jpg


キモかろうが、古くさかろうが、代わり映えしなかろうが、つまんなかろうが、それを見て人は笑えるんだよ。


それはキレイだから。
それは人の本能だから。
そしてそれは、そんな場所とも自らは繋がっているから。


それを感じること、なんと楽しいことだろう。なんと幸せなことだろう。
おいらはそう感じた。



s-041.jpg


可愛い子には旅をさせろという。

自分はそんな言葉を思い出す。

東北の景色を見てそれを綺麗だと思った人が。そこにいる人を温かいと思った人が。そこを見て仄かに笑い幸せになった人が。
儚く消え去った土地を見て、そこにあった想いに想像を馳せた経験を持つ人が。


そんな記憶を持つ人が東北の復興が進まぬことを思い、何も感じないだろうか?



s-043_20120905205647.jpg

その景色は、もしかしたら白滝の奥地ように、儚く消え忘れ去られる定めにあるんだとしても。
始まりあるものすべてのものはいつか終わる。
いかんともしがたい終わりというものは消し去り様がない。
それを自ら見る事になることが、避けようがないんだとしても。


その終わりに心を痛める事もなく、避けたいとも思わないなんて事があるだろうか?
痛みも伴わず、東北の復興が進まぬこと見ていられるだろうか?

そんな人間が損得の結果で、その地の景色、人を見捨てたりする事を簡単に許容できるだろうか?
一度はお金の問題じゃねー!と一喝したくなるのではないだろうか?


どうしようもない終わりがそれに訪れるんだとしても、痛みも感じずにそれを見届けることできるだろうか?

無関心でいられるだろうか?
自分には関係のないことと思ってそれに疑問も抱かずにいられるだろうか?



何も感じずに、そんな人が居ないところにお金をかけるべきではないと言い放つ。
足掻きもせず、帳簿だけ見てそれが正しいと信じていられるような人間になるだろうか?


可愛い子には旅をさせろという。


そんな人間にしたくないのなら。
旅をさせるべきなんだと感じるのです。


あなたがそんな人間になりたくないのなら。

代わり映えもしない延々続く緑でも見て仄かに笑い幸せになりゃあいいんです。



幸せにもなれるし、一石二鳥てなモンです。



ごついガンレフぶら下げてキモくニヤニヤしながら私はそんなことを思うたのであります。



あの旅で拾い損ねた景色の中で自分はそんな答えを拾うたのでございます。



s-044_20120905205704.jpg


まあ、あとは惰性蛇足の平常運転ございますが。
自分の旅行記というかこのブログは惰性蛇足で作られております。


列車は、なんか淋しげな駅に滑りこむ。



s-045_20120905205723.jpg


古瀬駅。
ここの秘境感がハンパない。

なんじゃここ。


s-046_20120905205739.jpg


まわりに畑も含めて鉄路以外の人工物もなく、その中で淋しげに短めのホームがちょこんと。



s-047.jpg


そんな駅に交換のために長時間停車。



s-048_20120905205813.jpg


秘境駅と言われる駅でも、大抵人の痕跡と繋がるものがあったりするもんですが。
例えば、未舗装でも道とか。
それもない。
驫木すら目の前に道もあるし家もありますしね。
繋がりが細いとかじゃなくて、それが見えてこない。

林の中に、何とも繋がっていない板切れホームがぽつんと。
繋がっているのは鉄路だけ。


孤島・・・

そんな連想が思い浮かびます。



s-049_20120905205830.jpg


そんな孤島で、助けに来た船を迎えたかのように特急を出迎える人たち。

その特急は、孤島の人を救うことなく脇目もふらず、入れ違いに爆走してどこぞに消えて行きました。



古瀬駅ってそんな駅。
その異質感、中々に面白いもんでした。




s-050_20120905205847.jpg

9時間を越える旅、それが自分には長いか短いかも正直良くわからんという感じですが。
長いような気もするし、短いような気も。

それも後少し。

ミラーに映る運転士さん、疲れが出ているのかな。
そんな感じに見えました。
でも凛々しくも見えましたよ。


お疲れ様です。


s-051_20120905205904.jpg


最後の交換駅にて。
そこに咲く花も、自分には終局が感じられました。


s-052.jpg


料金表示盤の47の文字に5560円が指し示されたら。


・・・たか。
そして遠くに来たもんだと実感する。

18きっぷだから5560円は払わないんですけどね。


s-053_20120905205941.jpg


そこは終着駅。

日本一長く走るタラコのゴール地点。


ありがとうございやしたと、記念に一枚。

誠意を込めてガンレフで撮れって?

うんまあ、今はその方がよかったかなとか思ってます。


s-054.jpg


釧路駅では、2429Dの乗車証明書がもらえます。
駅員さんにでも言ってください。

実は自己申告制です。
きっぷの裏付けは求められますが。
18きっぷとかなら、ひと駅でももらえないこともないだろうね。

でも、ズルはいけませんからねっ!

それに価値を持つのはこの紙切れじゃなくて、そこで刻み込んだ景色ですからね。
それに彩りを加えるための紙切れですから。

そしてk-5の残り撮影数が指し示す文字は、15。
撮ったもんである。
カードは16GでだいたいRAW撮りで使用しておりますのでメーカー曰く470枚撮影できるということで。
450枚くらいかあと思っていましたら、今見たら857枚でした。

結構消したので、だいたいメーカー曰くの倍ぐらい撮れますね。

撮ったもんである。

しかし今回LX-5含めて15.6G写真増えました。
HDD容量切れがそろそろ現実のものとなりそうに。
それを思うと頭痛い。


s-055_20120905210015.jpg


釧路駅では、空が赤く色づいていました。

北海道で見た最後の景色。


嘘です。そのあとバスとか空港とかで景色を見ました。
空港以外は、真っ暗でした。



s-056_20120905210032.jpg

そして釧路空港。
鶴様の羽田ゆき最終便で。


s-057.jpg


帰りもJクラス。
やっぱエコノミーよりもいい。
やばい癖になりそう。


s-058.jpg


京急の車窓から。
蛇足極まりない写真を3枚連ねて。
旅の帰りの蛇足感も旅の味ですからね。

そんなこんなでこの旅行記を終了と致しとうございます。


続かない。


スポンサーサイト

Comment

Add your comment