2017:GW中国南紀行。1章。

2017-04-27 06:56
2017GW:中国南紀行 0
皆様いかがお過ごしか。
かもめである。

今回は久々に大型の旅行を組んで見ようと思い立ったのである。
滅びゆく三江線を訪れるのを軸に、山陰の西側を経由し関門トンネルを経由小倉に至り、そこから大阪までとんぼ返りの和歌山から紀勢線を制覇してみようと。
それの写真旅行記である。
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初日の関東から三次まで。

きっぷのはなし。


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今回は18きっぷを外してみたということで、まっとうに乗車券と特急券を買っていってきたわけです。
18きっぷだとあまり気にしないところですし、新幹線などでもあまり気にしないところですけど、長距離乗車券ってかなり変則的な買い方ができますし、また長距離だと途中下車ができたりします。
18きっぷだと日毎で乗り放題だし、新幹線とかだとその日で目的地へ一直線とかだったりしますしね。
そんなわけで、今回は変則的な乗車券を買ってまた適時新幹線特急を組み合わせるとか自由な感じに行ってきました。
そのぶんお金かかりましたけど。

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買った乗車券は、横浜市内から新幹線で福山、福塩線、芸備線で三次、三江線で江津、山陰線で下関、山陽線で小倉までの非合理な寄り道乗車券。
この乗車券で7日間有効。7日間の間に小倉まで到達すればいいわけです。
こんなに期間が長くなるのはむかしの鉄道が遅かった頃の名残だろうね。
さすがに横浜から小倉までのこんな寄り道きっぷは自動券売機では無理でみどりの窓口で買う必要があります。
でも窓口なら”後戻りしない。同じ駅を複数通過しない。”あたりの範囲内でかなりマニアックなルートのきっぷも買えます。
そして道中は、随時途中下車できるし、随時特急券を加えれば特急も使えます。
ちなみに、券売機で買った普通の乗車券でも途中下車できます。別に東京-新大阪間の乗車券で京都によってもいいわけです。
JRのきっぷシステムは不便だという話もありますが、全国ネットワークで特急があったりなかったりと複雑な使い方も想定すると致し方ない部分があると思うな。

もっとちなみに、新横浜から小倉までのきっぷですがそのあとすぐ小倉から関東までの乗車券を使ってとんぼ返りしてます。
小倉滞在15分。非合理ですがそうしたかったので仕方ない。

新幹線は走る。


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そんなわけで富士山見ながら。

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今回のために投入した感のあるGPSロガー「M-241
GPSロガーってGPSを使うことで移動ルートをログするためのアイテム。
これで記録していけば、お出かけの際のルートを記録できるし、時刻同期することで写真もどこで撮ったかも同期できるようになるのです。
写真には、撮った場所とかテキスト付与してますけど、これはGPSデータを写真に付与してついでにGPSからソフトに地名取得させてる感じです。
ついでに進んでる方角とかその速度とかわかったりと、旅のアクセントとして面白いアイテムだと思うよ。


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今回M-241を投入したのは、使っているTripMate850がとても記録精度がいいんですけど、もうボロボロでSDカードの接触が悪いのかよく記録しくじったりしてるため。保険だね。
本当はこの機種がほしいところなんだけど残念ながら終売で。マニアックなアイテムなんだろうね。売れないんだろうね。
店員の知識に定評のあるヨドバシ(梅田)で聞いてみたらそれでもあまり知らない感じだったし。
幸い、今回はTripMateはほぼちゃんとログ記録してくれました。


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というわけでもう福山。
それなりに時間もかかって、写真も撮りながらなんだけどね。
いちいちこのあたり扱っていたら写真の量とかとんでもないことになる。
そんなに言うこともないし。
ここから福塩線。

福塩線も走る。


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福山城を見ながら昼食も取りながら出発です。


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福塩線は府中までは電化しててそれなりに本数も。
それでもローカルはローカルなんだけど、郊外くらいかな。


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あっという間に府中。
ここから乗り換え。そして本番。


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府中からは、非電化で当たり前のように単行。1両編成の気動車。

鉄道が一両編成。

関東でそんなの都電ぐらいしかなさそうだけど、その分たくさん来るんでしょ?とか思う人もいるかもしれない。


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しかし残念でした。
一日7本です。

つまりその程度で運べる人数しか乗りに来ないということなんだよね。
だからわたし的にここから本番。


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あっちから本番ね。

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走り出すと早速山が迫ってくるわけで。
その山に心もとない単行のちっちゃい気動車が突っ込んでいくわけです。
ドンキホーテみたいなもんです。
福塩線は走らない。


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ドンキホーテに王様?のJR西日本は冷たい。
道を整える気なんてさらさらなく。
進む鉄路は草ボーボー。

鉄道がなんで速いかといえばそれはちゃんと鉄路を整備してるからなんて理由が大きそうで整備しないと速く走れないのです。
危ないから。
乗る人が居ないから、コストをかけ整備する合理的理由がなくなり、さらにスピードが遅くなり、不便になりさらに乗る人が少なくなる。
そんなスパイラル。


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見ると鳥に列車が迫ってました、ぶつかってしまわないかと冷や冷やしましたが、列車が遅いのか鳥が速いのかぶつかることはなく鳥は大空に羽ばたいていきました。
たぶん列車が遅いからです。
新幹線とか時々ぶつかっているようだし。
進歩・便利の裏にある小さな不幸。あるいは皮肉。


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もっとも、速く便利にしたところで人がたくさん乗るかと言えばたぶん乗らないよね?って景色なんだけどね。
いい景色なところほどね。
これは自分にとってはそれなりに大きい皮肉。


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沿線なにもないわけじゃない。
工場とかもあったりする。
でもなんかくたびれてるけど。


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JR西の話でよく揶揄されるのが、制限25K。
人の乗らない山奥の鉄路を保守するのはコストがかかる上にコストをかけても人は乗らない。
そんな路線に苦慮したのか匙を投げたのか、JR西の取った手段は保守の放棄。
極限までコストをかけないという選択。
その際にどう安全性を担保するかというと、列車の速度を下げること。25Kぐらいまでね。
危険がありそうなときにもすぐ止まれるならそれは危険じゃないよね?って事。

安全とコストと速度を天秤にかけその中で速度を切り捨てたわけです。
事実福塩線、三江線と線路脇の木々が列車に触れて物音を立てるとかギョッとすることが複数。
速く走ってると事故になるかもしれない。

鉄道会社としては不真面目だよね。
商売人としては真面目だと思うけど。

というわけで、風光明媚な景色をゆっくり走りながら眺められるわけです。
いろいろ皮肉だね。ほんとにいろいろ皮肉。


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ときは5月ころ(正確には4/30だけど)
鯉のぼり。

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似たような写真ばっかり取っていても仕方ないといろいろ試みる。
これは露出あげて、コンデジをアクセントに。

旅の思い出を撮るという思い出をイメージしてます。
(イメージしろと言っているw)

自分は思います。これはもう写真じゃない。

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ちなみにコンデジでは写真撮ってない。
もう写偽って感じです。


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ホワイトバランスもいじってみるとこんな感じにも。
写偽ではあるけど、面白いと思うよ。
いろんな切り方でいろんな表現になるし。
カメラは魔法の小箱ですなんて本もありますがそのとおりだと思う。

といいつつ自分のレパートリーは限界というか、どうしても好みの感じになってきて好みの感じなんてそんな変わらないからマンネリ的になってる気がしてるんだよね。
自分は魔法使いとしてはまだまだ。
ずっとまだまだかもしれない。


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そんな感じで福塩線のくたびれた鉄路を走って・・

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福塩線終点の塩町につきました。
塩町という駅は、なんもない(というのは失礼か。民家と畑とかあります)ところで、なんでここにつなげた?という感じですが、乗り入れるつもりだったのでしょう。福塩線の列車はみな芸備線に入り三次まで向かいます。


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芸備線に入って列車交換。
交換する列車も福塩線でこのあたり芸備線というより福塩線です。
それも自然というか、福塩線は先にわりと大きな都市である福山ありますが、芸備線は進んでも備後落合とかいう秘境駅とかもっと進んでも新見とかあまり大きくない町しかないので。
実際問題芸備線の三次より東は赤ランプ入ってると思いますし、芸備線は福塩線に輪をかけて本数少ないです。


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三次市に入り、河も雄大な感じになってきてこのあたりはわりと都市の予感。
見た感じ田舎ですけどね。
ローカル線乗ってると、そのうち都市の予感とか駅の予感を感じるようになれます。
感じるようになってもなんの得もないですが。


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そんなわけでもう三次です。


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今日はここで宿泊。

福塩線でした。

進む。
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