2017:GW中国南紀行。3章。

2017-04-25 07:33
2017GW:中国南紀行 0
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皆様いかがお過ごしか。
かもめである。

今回は久々に大型の旅行を組んで見ようと思い立ったのである。
滅びゆく三江線を訪れるのを軸に、山陰の西側を経由し関門トンネルを経由小倉に至り、そこから大阪までとんぼ返りの和歌山から紀勢線を制覇してみようと。
それの写真旅行記である。
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三江線の二つの駅。

川の畔の小さな駅。


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潮駅に降り立つ。
降りたのは自分ひとり。


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自分をおろした列車は山と河と青空に吸い込まれていきました。


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のどかだ。
で、空気が澄んでるの。わかる?


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ローカル駅ではよくあること。
ホームには花壇が。
応援されてるんだ。
山手線の駅はたくさん人が利用する。
しかし、ホームに花壇を添えようなんて人が一人でもいるのか。
一人くらいはいると思うけど、その確率、熱意愛情の確率において山手線は三江線に遠く及ばない。

しかし愛はローカル線を救わないんだよね。
なんともなんとも。

この写真の構図に列車を収めようと思ってましたが、その後訳あってバタバタしてならず。
なので想像するのです。
想像は現実を越えるときもあるんだよとわけのわからないことを言う。


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待合室には、駅ノートが。

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ペラペラめくると、やたら気合の入った書き込みが。
お風呂と江の川と三江線。


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実はこの駅の至近に温泉宿?があって。
そのお客さんかこの駅で乗車される方も居ました。
まったく使われないというほどではない。
三江線が生き延びるためにはまったく足りないというだけで。


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列車も行きちょっと写真も取って落ち着いたので
ぼーっとする。

風が気持ちいい。
癒される。


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ここで4時間待つつもりでいましたが、時刻表を見て気がつく。
あれ?ここから三次方向に戻れば宇都井駅にも行ける・・?
次の江津方面は約4時間後。
どう考えても行けるね。

ならば行こうとここでもいきあたりばったりに予定変更。
この時点で三次方面への列車が迫っていてああ準備しなきゃでばたばたしてしまいました。


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で、さくっとくる三次行き。
撮ろうと思ってた写真は撮れずに列車に飛び乗る形に。


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ここで、持っていた乗車券では逆行となってしまうので、車掌さんに申し出て潮と宇都井の往復乗車券を発行してもらう。
なかなかないケースみたいで説明しても?みたいな反応でしたが理解してくれると快くきっぷを発行してくれました。


山奥の天空の駅。


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というわけで舞い戻り。
自分の代わりに列車に乗った人は始発で先程降りた人でした。

また山奥の駅に一人降り立つ。


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山奥にある不可思議な構造物。

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長閑な景色の中に醸し出す異物感が凄い。

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宇都井駅です。

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全国的にも有名な変態珍駅かつ秘境駅宇都井駅。


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自然豊かな中にそびえ立つ無骨な建物。
ホームはマンション5階に相当するそうで。
当然?エレベーターもエスカレーターもなし。
階段に挑もうとする人にはご丁寧に毎階有志の励ましがあります。


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降りて登りました。
上層階にも励ましが。
なにがこんなのを作らせるかと言えば愛だと思います。


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空のホームでのんびりしてると水の流れの音が聞こえます。
長閑な風景も相まって癒やされること半端ないです。


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空から山間の集落を眺め風に吹かれながらここで朝ごはん。

これってとても贅沢だと思うんです。

恐らくこの駅。というより三江線全体。
かけたコスト手間隙からしてもっともその恩恵に預かる人が少ないものと言うことになりましょう。
もちろん自分のためにこの駅もこの三江線も作られたわけではありません。
しかし他の多くのもの鉄道以外でもここで風に吹かれ水の流れの音を聞きのどかな風景を見るというのはこれの独占度が高いということです。

少なくとも今この瞬間はこの物珍しい駅もこの眺めも自分ひとりで独占しているわけです。
この瞬間、列車がくるまでの3時間は自分のためだけにある。

これが贅沢でないのならなんなのか。


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ただこの駅は人気者。
自分がいた3時間の間にもぽろぽろと訪問客が訪れてました。4~5人かな。
で、それぞれがそれぞれの独占した時間を楽しんでいるようでした。
これからどんどん廃線が迫り18きっぷとか大型連休とかになると常に人がいるなんてことになるかもね。

山奥の山奥の滅びゆく路線、駅の最後の輝きといえるかもしれないね。

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最後の輝きの景色の欠片をしばし独占しよう。


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みるとホームから力強く草が。
土もない場所だけど、君もこの景色を独占したかったのか。参った自分の負けかなとカメラを向けてみる。


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見れば白線の代わりに緑線が。
力強いね。気がつかないで悪かった。
自分は独占と思ってたけどそうでもなかったかもしれない。
まあ緑との共有というのも悪くない。全然悪くない。

とかおもいながら自分は無意味なそして贅沢な3時間を過ごしたわけです。

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待合室に目を向けると目につくものが。


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花瓶に花が。
据えた人は何を思って据えたのでしょう。

わからなけど自分に弔いの想いが込められているように感じました。


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また、駅ノートがたくさん。
溜まりに溜まって23冊目となってました。
もっとも半分くらいが廃止決定後に書き溜められたものでした。
これからもっと増えるんだろうね。
100冊くらいいくかもしれないね。
それはたくさんの愛だね。

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なんだかんだで列車は来ることになり。
ここをあとにしてまだ旅は続く。


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三江線の二つの駅でした。


進む。
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