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珈琲と煙草と音楽な瞬間。

珈琲飲んで煙草をすって音楽を聴きながら自分らしい日々を願うブログ。

2018年GWローカル私鉄のりあるき。井川線は山奥へ。 


大井川は水煙り。


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千頭駅から井川線に。
大井川鐵道といえばSLというイメージがあると思いますが、確かに今ではあまり珍しく無くなったSLも古くから走らせたりしてますが、大井川鐵道の本気は井川線にあると自分は言います。
その秘境っぷりはあまり日本全国に類をみないかも・・・
でもないか。
黒部峡谷トロッコ電車とかある黒部アルペンルートとか。乗ったことないけど。
井川線も今回はじめてで本気を語るほど知識ないのでテキトウに流して欲しい。

でも実際乗ってみてド秘境路線だしまた、人の力の凄さも思い知ることになった。
そんな路線。

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井川線には、窓のないオープンなトロッコ列車も。
そのトロッコ列車の手すりには雨の雫がまだ残ってました。
途中車掌さんがタオル持って拭きに来ましたが、自分が写真撮りたいので拭かないでくださいとお願いすると快く聞いてくださいました。
そんな乗客へのサービスも根付く井川線です。


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とりあえず雫越しに連結器を。


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というわけで井川線は出発です。


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川の奥には山々と吊橋。
もうかなりの秘境に類する景色だと思うけど・・・

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こんな景色も全然都会。
井川線としては。
これからどんどん本気に。
ド秘境に突っ込んでいきます。


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いまのところこんな感じ。


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結構驚くところなのですが、もう相当山深いところで不便極まりないところなんですが、そこにも民家があり茶畑などがあり、少ないのですがそれなりの方が暮らしているのです。
どのくらい不便かと言うと、ながらく井川線、一日数本の・・・それ以外にはまったく交通手段がない。そんな場所で。
最近は道も通ったようですが、それまでは物資の運搬、新聞配達、人の移動などすべて井川線に頼ってたみたいです。
人の力強さを感じる話です。


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そもそもですよ。こんな山と川しかない場所に鉄道を通すのも人の力強さを示すところですって、なんで井川線が開通したのか言ってなかったですね。
元々は大井川鉄道の電源開発、端的にはダムを建設して発電しようとそのための物資運搬に作られたのが井川線の始まりです。
最初は貨物運搬やダム関係者の利用のみで一般営業はしてなかったのですが、それをするようになったという感じです。。

こんな山奥にダムもスゴイですが、鉄道があるからと住み着く人もなかなか力強いよね?

で、大井川鉄道ははダムの管理者である中部電力の子会社だから安泰・・と言おうと思ったけど違うみたい。
調べてみると井川線の線路とか施設は確かに中部電力のものですが、それの営業運転を大井川鉄道が請け負ってるみたいですね。
で、大井川鉄道は最近エクリプス日高という北海道のホテルが最近株式を取得し経営権を得たみたいですね。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1506/05/news018.html
ニュースを見ると大井川鉄道は存亡の危機にもあるようにも思えます。
その対策かで北海道のホテルが出てきたみたいな情勢です。
普通列車がオンボロだったのにもそれなりの訳があったんですね。
今後を注視したいと思います。

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で、ここが大井川と寸又川の合流地点。
そこに橋がかかって豪快に川が交わるところが見れます。


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で、大井川に水煙がたってるのはわかるでしょうか。
どうやら雨が降ると起こる現象で、大井川は煙に包まれとても幻想的に見えました。
雨の代償は下流が濁流になること、手すりに雫がつくこと、川が水煙に包まれること。

雨後の井川線。おすすめです。
なかなか狙って行けないと思うけど。


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で、トロッコには、木と水の匂いが流れ込みます。
それがとても清々しく。


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そんな匂いも感じながら進む山路。


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奥の方に来てもまだ茶畑。
これがかつては井川線で出荷されていたのでしょうね。
今は道路もできてトラックなんだろうけど。


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大きな橋が見えてきました。
水煙もたち幻想的に。
乗客も皆感嘆の声をあげてました。
自分もおーとか言いながら撮った写真です。


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良いのではないか。
Lightroomでいじった。


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橋を真下から。


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木々を感じながら。



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奥大井の山登り。


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列車はアプトいちしろ駅に着きました。
ここは一つのハイライト。
アプト式の電気機関車を連結してここから山登りに挑みます。


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増結風景。


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機関車の連結は物珍しく乗客が野次馬るいちしろ駅。


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振り向くと駅の横には大きめのダム湖などもあり橋もかかる。


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そんな駅がアプトいちしろ駅です。


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で、アプト式ってなんだ?って話ですよね?
アプト式とは、勾配で滑らないためにギザギザのレールを敷いて、それに専用の車輪を噛み合わせてより急な勾配を登るための方法です。
駅からはそのギザギザのレール、ラックレールも見ることができました。
このラックレールに合う機関車を連結して登るわけです。


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そして登っていく急勾配。
言い換えると90パーミルの急勾配。1000M進むと90M高くなる。
先日出た明知鉄道の勾配駅のおよそ3倍。
それをぐんぐん上ります。
気づいたらアプトいちしろ駅では眼前にあった水面がはるか眼下に。


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これだと勾配がよく分かるかもしれない。
これを後ろの電気機関車がラックで足場を固めて一生懸命に押し上げる。
そんな区間です。


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そして見えてきたのは長島ダム。
元々は井川線にこんな急勾配もアプト式もなかったそうです。
それがこのダムを建設する過程でルートを変える必要がでて、それで今の形に。
あのダムの底には、いくつかの集落とそして井川線の旧線が沈んでいます。

こんな山奥に集落を作るのも凄いし、それを水に沈めてでかいダムを作るというのもまたすごい話だし、とまあいろいろ凄いわけです。


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アプト式は、アプトいちしろ駅と長島ダム駅間の一駅だけ。
長島ダム駅で機関車は切り離しまた機関車の力を借りずに進むことになります。


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長島ダムが作ったダム湖を見ながら。


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そしてダム湖にぽつんと浮いたあの駅へ。
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